ハウステンボス直営オフィシャルホテルの1つ、ホテルヨーロッパ別館の迎賓館に泊まってきました。
迎賓館は、ホテルヨーロッパ横の白亜のロイヤルゲストハウス。誰もが一度は目にしたことがあり、ほとんどの人がそこまで行ったことがないと思われる建物です。
そんな迎賓館に、貸切で宿泊できたので紹介したいと思います。
こちらが迎賓館です、見たことありますよね!
現在の迎賓館は、1階がスタッフルーム兼備品置き場、2階がフロントと使用しない客室、3階と4階が宿泊できる客室となってます。それぞれの階に3部屋ずつと、2階に2室の8室全てがスイートルームです。両端の窓3つ分が角部屋で、中央の窓7つ分が3部屋つながった1部屋。今回泊まったのはロイヤルスイート、最上階の4階中央の部屋です。
この迎賓館、実はハウステンボス園内とのアクセスがめちゃくちゃ悪いです。今回はチェックイン/アウト時のウエルカム⇔迎賓館の移動は、アンティーク馬車で送迎していただきました。
この馬車はオランダの職人が130年前に作った馬車との事。馬車はホースランドホースランドが運営。
迎賓館に着くとそこは2階です、フロントではホテルヨーロッパ/フォレストヴィラの宿泊支配人さんとフロントクラーク兼コンシェルジュさん2人、そしてハウステンボス「しはいにん」のちゅーりーちゃんがお出迎え♪
このサプライズに一気にテンションが上がる。逆光なのが残念;
迎賓館の宿泊記念に、日付け入りちゅーりーちゃんがプレゼント♪
ホテルのフロント&ロビー。広い!そして部屋が少ないからぜいたくに吹き抜け!細かく見ると、使ってる木材や調度品・家具など、どれも格調高い物。
ロビーの窓からはドムトールンや運河など、素晴らしい景色が見られます。天気が悪いのが残念。
エレベーターで4階へ上がり、部屋へ。カギはアンティーク調、都合上先の部分はカット。
エレベーターを降りた所。廊下ですが、すぐ前が部屋です。
お部屋は405号室、ロイヤルスイートです。
ドアの向こうは部屋ではなく前室、もう1つドアがあるので開けて更に奥へ。
2枚のドアを抜けた最初の部屋、広いです!ココだけでもかなりの広さ。こちらの家具や調度品も格式高いです。過去には天皇皇后両陛下やマイケルジャクソンもこの部屋に泊まってます。
寝室は2部屋。ベッドも寝心地が良くシッカリ眠れました。
洗面も2ヶ所、左右対称なだけなのでもう一方は省きます。
お風呂も2ヶ所、どちらもジェットバス。それぞれにシャワーブースもあります。同じく左右対称なので省きます。
トイレも2ヶ所、こちらも左右対称。
そしてキッチンもあります。IHコンロや電子レンジなどが設置。また、お部屋には500mlのミネラルウォーターが4本置かれてました。
迎賓館の窓からは、普段見ることのできない角度からハウステンボスを見る事ができますよ。
夜はイルミネーションも楽しめます。
ベッドに寝転んで撮った写真。ドムトールンが見えるのでずっと眺めてました。
ドアの内側にあった4階の避難経路図です。パッと見は両端の部屋が大きく見えますが、中の3部屋はつながってます。中央の405号が最初に見た部屋、左右の405号と403号が寝室とバス・トイレなどで、キッチンは中央の405号にありました。
マイケルジャクソンが泊まった時は403号室はまだ繋がっておらず、マネージャー?などお付きの方が利用したそうです。
うちのホテル記事では初の動画公開です。ざっと部屋の中を歩いて見ました。雰囲気や広さが伝わればと思います。その広さはなんと210㎡!ホテルヨーロッパのロイヤルスイートの2倍の広さ。ホテルアムステルダムの4.7倍、変なホテルのスタンダードは21㎡なんで、実に10倍の広さです!!
残念ながら、キッチンを動画撮影するのを忘れてました・・・もう二度と撮影はできないので悔やまれます。
移動がめっちゃしんどい迎賓館ですが、今回は特別貸切りプランなので、玄関にクラシックカーがいます。常時ではないですが、部屋から連絡さえすればすぐ来てくれます。
また、園内からホテルに帰りたい時やハウステンボス温泉に行きたいなど、専用電話にかけるとすぐに迎えに来てくれます。
実は今回、園内だけではなく、長崎空港⇔ハウステンボス間をクラシックカーでプライベート送迎もしていただいてます。とにかく快適で、3日間の滞在中交代で運転いただいたドライバーさん達に感謝です。
そして本来は新郎新婦しか乗れないロイヤルカーにも出動していただきました。クラシックカーとロイヤルカーで園内を走るのは初体験だったので、これだけでも特別感は満載ですが、目立つのが苦手な方には不向きです。車好きにはたまらない時間でした。
アクセスの悪い迎賓館、目の前から船で行ければ・・・と思い聞いたところ、航路の許可取りがかなり難しいそう。宿泊者専用の小さい橋を作るってのが現実的なようです。
迎賓館出発、迎賓館帰着に限って、カートタクシー乗り放題とかの方が簡単で低コストかな?どうでしょう、ハウステンボスさん。
※レンタサイクル乗り放題になったようです。
閉園後に外から撮った迎賓館。いつもと違い、明かりが灯ってます。なかなかレアな光景ではないでしょうか。
食事については、残念ながら迎賓館にはレストランがありません。以前はエリタージュというハウステンボス最高級レストランがありましたが、クローズして何年も経ってます。
なのでホテルヨーロッパのデアドミラルと吉翠亭、朝夕と好きな方を選択できました。朝食については、デアドミラルは貸切りでした!
余談ですが、通常は立入禁止の1階で、光と音楽の運河パレードショーを楽しませていただきました。演奏がちょうど終わるので、アーティストの方々やちゅーりーちゃんがめっちゃ手を振ってくれました!
15時のチェックアウトの時は、まさかの海賊ちゅーりーがお見送りにかけつけてくれ、2人で大コーフン!!
その後はアンティーク馬車でウエルカムへ、ウエルカムから長崎空港までクラシックカーで送っていただきました。
3日間の迎賓館滞在中、ずっとお世話をしてくださった2人のコンシェルジュさんには本当に面倒をかけてしまいましたが、終始笑顔で対応いただきました。感謝してもしきれません。
そのうちお1人はまた別のホテル(沖縄)で出会いました。久々に会えて嬉しかったな♪
今回はハウステンボスの親会社であるHISの40周年記念プランで色々としていただきましたが、マイケルジャクソンや天皇皇后陛下も泊まったこの迎賓館には、ホテルヨーロッパの上位として、ハウステンボス最高級という、夢・憧れのままでいて欲しいと思います。今後のプランがどうなるかは分かりませんが、ホテルヨーロッパのロイヤルスイートよりは高額になると思います。
あくまでもこの記事は迎賓館の紹介記事なので、今回書かなかったサービスその他の詳細は、近い内にハウステンボス滞在記として改めて書きます。
とにかく考えられない程のVIP待遇で、世界観が変わってしまいました。3月には新エリアのオープンとちゅーりーちゃんの誕生会(ついでに自分のバースデー)を目当てにハウステンボス3泊です。理想はホテルヨーロッパですが、今回お金を使いすぎたため泊まれません・・・落差の大きさでパニックになるかも?
迎賓館の宿泊特典は、基本的にホテルヨーロッパと同じです。
※2021年4月中旬、迎賓館に宿泊できるプランがついに販売開始しました。→現在は終了、またしばらく迎賓館は閉鎖されます。
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