IR誘致の候補地、ハウステンボスが危機!誘致されるとハーバーゾーンが全部なくなります。どうすればカジノを阻止できるのか?
読むのが面倒!って人は色文字だけでも読んでください。
ハーバーゾーンとは、このマップでハーバーゲートから上の無料ゾーンでハーバータウンとフォレストヴィラ2つのエリアです。つまり無料エリアがなくなりカジノ(IR)施設になります。
飛行機から撮った写真です。ざっくりと赤い丸の辺りがハーバーゾーン、マリーナを含むかなり広い範囲がハウステンボスから消えてしまいます。ハーバーゾーンに何があるかは最後に紹介。
IR誘致が決定すれば、この赤い丸の部分が次の画像のようになる予定です。
こんなにセンスのない姿に変えられてしまうんです!これは長崎市が認定したカジノ事業者、カジノオーストリアジャパンの提出したイメージ図。これでハウステンボスと調和してると言い張ってます。
カジノオーストリアジャパンは「カジノ経営の実績がない」新参です。信用第一のカジノ業界に於いて何の信用もない会社。代表は林明男(3人目の妻は小林幸子)で疑獄事件への関与が疑われるなどの問題を抱えており、資金の調達すらできてません。ちなみに前妻との離婚の慰謝料も分割払い。
オーストリアでは2019年当時、副首相が支援者に利益供与を約束している様子を隠し撮りした動画が流出してます。本国ですら小規模カジノの経営ばかりで、IR実績はないんです。長崎県IR課は承知の上で事業者を選定してますが、何だか「黒いもの」を感じませんか?
小林幸子さんが紅白から消え芸能界からも干されていた時期がありますが、これは芸能界を知らない夫の林氏が口を挟み小林さんの事務所社長を解任しバッシングされたため。同様に今、IR(カジノ)未経験なのに手を出してます。成功すると思えますか?
肝心のハウステンボスへのIR誘致をさせないためには?ですが、今の所は署名を集める事、横浜のように2月の長崎県知事選で知事をIR反対派の候補者と交代させる事です。
現在の立候補者は3人、現知事の中村氏、自民党と維新の会が推す大石氏、そしてIR反対派の宮沢氏。
※立候補者が2人増えました。寺田氏はアチコチで立候補しては出馬せずを繰り返してるので信用できません。田中氏は78歳ともう高齢で、正直今さらです。→2人とも取消しました。
最後に消えゆくハーバーゾーンの主な施設を紹介。
①パレスハウステンボス宮殿。この宮殿がハウステンボスの始まりであり、テーマパーク名の由来となった重要な建物。この宮殿がなくなったらハウステンボスはハウステンボスではなくなります。
パレスハウステンボスには実はチャペルもあります。
夜には庭園でイルミネーションショーも開催。この庭園もなくなってしまいます。
②ホテルヨーロッパ。ハウステンボス最上級ホテルで、クルーザーでのチェックインが人気。ホテル不足なのに更に減ります。
③ホテルヨーロッパ別館・迎賓館。マイケルジャクソンや天皇皇后両陛下も泊まったVIP向けホテル。IR誘致でマイケルの聖地が1つ消えます。
④フォレストヴィラ。コテージ型のホテルでリゾート感たっぷり。ホテル不足に拍車をかけます。
⑤ウォーターマークホテル長崎ハウステンボス。海に面したホテルで、お部屋やサービスに対し安価で泊まれる庶民の味方。なくなれば安くハウステンボスを楽しむ事が難しくなります。
⑥ホワイトシンフォニー。白い貝殻をイメージしたハウステンボスでも人気のチャペル。
そしてマリンターミナルがなくなる事でどうなるか不明のサウザンドサニー号。同様にマリエラも分かりません。当然モササウルス同様で、無人島アトラクションのジュラシックアイランドも分かりません。(ターミナルをロッテルダムに新設か?)
※サニー号は2022/3/31終了予定
この他ワンピース関連のお店やハーバーゾーンにあるお店やレストランも分かりませんが、まずテナントは撤退になり、レストランも不足すると思います。(直営店のいくつかは移転するでしょう)
夏の楽しみ、海上アスレチックも廃止となると予想できます。
美しいハウステンボスの景観や治安を守るためにも、IRを推進する候補者に投票はしないで欲しいとしか言えません。現状で可能性があるのは宮沢氏のみ。
年間800万人の来場を謳ってますが、とんでもない皮算用です。年間売上は3500億円と想定されてますが、これって1兆円規模で負けてもらわないとムリな数字。かなり少なく見積もって全来場者が12万円ずつ負けなきゃなんない。もちろん勝つ人も稀にいるので、実際はもっと大きく負けなきゃなんない。つまりこれだけ利用者に損をさせようって魂胆。負け金のほとんどはオーストリアに流れます。
※2200億円売り上げたマリーナ・ベイ・サンズの昨年の純売上が460億円、内カジノ売上が327億円で、マカオでも551億円です。
最初は物珍しさで人は来るでしょうが、日本は海外からカモにされるだけ。近くにマカオがあるのに、わざわざ日本に本気で稼ぎに来ません。カジノに疎く緩い日本はカモでしかなく、その失敗による損失はもちろん、開業にあたっての不足金は九州に住む人から何らかの税で集められることになるでしょう。(現に大阪は800億円もの税金が使われます)→倍の1600億円になりました、搾取は世代を超えます。20万票にも及ぶ反対署名も吉村知事の「必要ない」の一言で無視されました。
さらにはギャンブル依存症の対策としてセミナーや健康保険適用があがってます。当然保険料は上がりますし、おそらく負担割合も上がり年金支給額は下がります。いいんですか?
今回IR推進派は票が割れます。そこがつけ入るスキです。投票率が上がれば逆転も不可能ではないので、自分や家族を守る意味でも投票に行きましょう!(昨年の投票率は約30%)
最後にこのIRという名のカジノ施設ができるがために、川棚町石木郷はダムに消えます。カジノ来場者が増えたら水不足になるとの事。専門家によると問題ないのに、住民は土地や家を奪われ、市民は353億円を負担させられます。自然生態系も壊されホタルなど100種以上もの生息も危うい。わずか2~6m幅の小川にこのようなダムが不要なのは専門家でなくても解りますよね?石木ダムはいりません、宮沢氏だけがIRとダム問題に真摯に向き合ってます。
長崎にも大阪にもカジノは不要です!
※残念ながら宮沢氏は落選しました。これから長崎県は超高額な血税を惜しみなく使われるでしょう。(カジノ、石木ダム、メガソーラー、大村湾クロスロードなど)それぞれに反対署名するしか残されてません。
※早ければ2023年5月以降、もしかしたらハーバーゾーンは立ち入りができなくなるかも知れません。